生理における排卵のあとの黄体期は、常に自分のまわりにバリヤーをはっている状態になるそうです。
極端にいえば凶暴になり、近づいてくるものを威嚇するようになるわけですね。攻撃的になって、すぐにかみつく・・売られたけんかはどんどん買う・・アグレッシブになって、男が近寄って来ないようにしているのではないか・・
そんなことを考えたりもします。
実際に、妊娠するとプロゲステロンの量は減らずに、ずっと高い水準のままになります。つわりやマタニティ・ブルー、イライラ、不眠といった症状も、増えたままのプロゲステロンに体が適応できなくて、混乱していることから起こるのだとも考えられているそうです。
ホルモンの変動のせいで、一種の自律神経失調状態になるわけです。
逆に、排卵の前、つまり、生理から排卵までの二週間は、いいオスをつかまえるために、自分では媚びているつもりはなくても、何となく男性を吸い寄せるだけの魅力のある、きれいな女性になっているのではないか・・
だから、ある先生はよく冗談で、排卵の前の二週間は「美女」あるいは「淑女」の時期、そのあとの二週間は「かわいくない女」あるいは「悪女」の時期といったりしているそうです。
生理の正しい周期そもそも生理とは何かhttp://beautyful-health.com/archives/690
また、生理というのは、新しい周期に向かっていくために血液を流すことですから、非常に体力やエネルギーを消耗する時期でもあります。
生理の二週間前の体は、生理になると流れ出てしまうエネルギーを蓄える時期でもあるのです。だから食べたものはすべて血となり、肉となるように抱え込むのです。
ある種の飢餓状態になるのではないかと思います。便秘になったり、水分をため込んでむくむのも、このせいではないでしょうか。