ここ最近、百貨店業界が回復の兆しを見せ始めているそうです。
ニュースを見ていると、2013年の全国百貨店の年間売上高は1997年以来、16年ぶりにプラスに転じたとのことです。
2013年と言えば、アベノミクス効果があったと言えるでしょう^^
このアベノミクス効果で景気回復の期待した人が多かったということもあり、昨年はバッグやら時計、宝飾品といった高額商品が多く売れたようです。
そして、4月に消費税が増税されるということもあって3月には駆け込み需要が多く、3月の全国百貨店の売上高は既存店ベースで前年同月比25.4%増となり百貨店業界は活性化しています。
もちろん増税後は落ち込んでしまいはしたものの、銀座三越だけは新たな対策を打ちたてプラスを維持したそうです。
そのプラスに貢献したのが外国人観光客であり、訪日外国人による免税品(菓子、食品、化粧品、医薬品などは免税対象外)の売り上げが前年同月比93%増と大幅に増えたとの話でした。
しかも、この免税品の売上が全体の売上の1割を占めたというのも、初めてのことだったようです。
銀座三越は円安基調や国を挙げた訪日観光客増加策に加え、他社に先駆けて外国人客の受け入れ体制を整え、13年11月から1階正面入り口に「外国語対応カウンター」を新設し、英語や中国語を話せるスタッフを配置していました。
ここまで話を進めてきて私が何を言いたいかといいますと、時代の流れはグローバルなのだということです。
私たちが日本で一生生活し続ける限り、グローバルと言ってもピンと来ないかもしれません。しかし、百貨店など比較的身近なところでも、既にグローバル化が進みつつあるのです。
会社の事業でもそうです。いつまでも国内だけの事業展開に留まっていては、いつかは取り残され、気付けば経営が立ち行かなくなってしまいます。
時代の流れに必死に追いついていくと言うよりも、時代の最先端を目指して楽しんで取り組んでいけたら良いなと思います。