マーケティング・販売活動の参考で「つい買ってしまう行動心理」

お客様が”つい行動してしまう心理”について、面白い話を聞いたのでシェアさせていただきたいと思います。

例えば、毎日続けて飲む必要のある薬を飲まないといけないとき、

A:毎日薬を飲むと1日300円ずつもらえる
B:毎日薬を飲むと3万円当たる宝くじが1日1枚もらえる

どちらがより毎日、薬を飲み続けられると思いますか?

これは、行動経済学を研究しているダン・アリエリー教授が実際に行った実験だそうです。

正解は・・・Bでした。

Aでは6割の人が飲み続けたのに対し、
Bでは9割の人が飲み続けたそうです。

アリエリー教授いわく、人はチャンスを失うことを回避するために行動する、という傾向が強いそうです。

つまり、人は、

「もしかしたら3万円当たっていたかもしれないのに、そのチャンスを逃してしまった!」

ということを避けたがるそうなのです。

ということは、あなたが何かを販売される際も、お客様に即決していただきたいとき、

「もしかすると、(今即決しないと)損をするかもしれませんよ?」

とアプローチするのが良いのではないでしょうか。マーケティング・販売活動のご参考にどうぞ。

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