視力回復法・正視・近視・遠視・乱視

眼痛は、眼に来ている三叉神経のうちの眼神経が働きすぎによって神経痛を起こすため痛みを感じるものです。

肩こりは、肩と眼の神経領域が一緒であるために起こります。また、作業の場面において、眼で見てキーボードを叩く、眼で見て手で書くなど連動作業が続くための疲労とも考えられます。

すべては「調節」することに由来しています。そこで「モノを見る」メカニズムと眼の調節力、加齢による調節力の変化について学びましょう。

眼に入る光は必ず「水晶体」というレンズを通過します。正面からまっすぐ入ってきた光が、眼の奥にあるスクリーン(網膜)に映像を緒ぶためには、レンズの力を借りて進路を変え、正確に焦点を目指す必要があります。これを「屈折」と呼びますが、何らかの原因でこの屈折が上手くいかなくなる現象が「屈折異常」です。

その大切な役割を受け持つのが水晶体で、水晶体は近くのモノを見るときには厚くなり、遠くのモノを見るときには薄くなって、光の屈折率を加減します。

この働きを「調節作用」といいますが、この水晶体の調節機能(調節力)が正しく働いて、遠くのものでも近くのものでもきちんと網膜上に像を緒ぶことができるのが「正視」、網膜の前に焦点が結ばれてしまうのが「近視」、焦点の位置が網膜の後ろにずれてしまうのが「遠視」、網膜に緒ぶ映像の焦点がぽやけてしまうのが「乱視」なのです。