うつ病で休職し収入が不安定な時に薬と支援活用をおすすめ

休職により収入が不安定なうちは、なるべく医療費の負担を減らしたいものです。そんなときは「自立支援医療費制度」の利用がおすすめです。

そのほか、

●精神障害者保健福祉手帳を取得する
税制上の優遇措置があるほか、交通機関の運賃が無料や割引に。

●確定申告で医療費控除を受ける
年間医療費が10万円を超える(所得額が200万円未満なら所得の5%)場合に受けられる。

などの方法があります。地域の保健所や役所に問い合わせてみましょう。

 

うつ病による「しがみつき」は、運命です。それもその人の症状の一つです。

それを抱えながら、うつ状態を乗り切らなければならないのです。もしかしたら、しがみつきがもとで自殺してしまうかもしれません。それも運命で、寿命というものです。

私たち人間は、運命には逆らえない。しかし努力することはできます。うつ病患者さんの今の状態を悪化させないようにするためには、周囲が不必要な刺激を与えないことです。そのためには、周囲の人同士で対処の方針を話し合い、覚悟を決めてほしいのです。

その上で、具体的に対応を準備します。

眠れない苦しさはアルコールではなく、睡眠薬や抗うつ薬を利用することを勧めます。

うつの治療に使われる薬http://beautyful-health.com/archives/482

あると飲んでしまうので、本人の了解を得て、家にあるアルコールを捨ててしまいます。

それでも飲んでしまう場合は、それをあまりとがめずに、むしろその後一人にしないことに気をつけます。

もし、どうしても仕事に対するしがみつきが強い場合は、他のしがみつきと同様、当事者のうつ状態の症状(運命)として考えるしかありません。

それ以上強く説得せず、働いたままで、何とか薬や環境調整をすることを考えましょう。