うつ病の状態に本人が早い時期に気がつき、うつ病に効く薬をうまく摂取することができたケースは幸運です。
ほとんどの場合は、うつ状態に周囲も自分自身も気がつかず、気がついたとしてもストレートに精神科を受診できないでいます。
精神科の敷居が高いのが一つの理由です。もう一つの理由は、たとえば内科で受診しても身体症状だけに対処して、うつ病に効く薬を使う機会を見逃してしまうケースがあるのです。
いずれにしても、うつ病発症によるうつ状態がかなり放置されてしまうのが一般的だと考えてください。すると当然疲労が蓄積してきます。
つまり、うつ病だけなら薬だけでもスイッチを切り替えられるのですが、それに伴う疲労が蓄積してしまうと、休息しないことには、スイッチを切り替えても回復はしません。
この意味からも、うつ状態の不調を早期に発見し早期に対処することが、いかに大切かがご理解いただけると思います。
うつ病に良く効く薬を処方してもらいましょう。
うつ病の本人が出来る事は薬をちゃんと飲むことです。